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ヌーソロジー漫画 ゆるっとぬーそろじー#8「私が見ている場所はドコ?」

2024/05/14
ヌーソロジー漫画 ゆるっとぬーそろじー#8「私が見ている場所はドコ?」
ヌーソロジー漫画 ゆるっとぬーそろじー#8「私が見ている場所はドコ?」

どうやらヌーソロジー的な解釈で言うと、私達は3次元空間の中から3次元空間を見ていない…と言う事になるそうです。

「ん?」

ですよね。
えぇと、もう少し分かりやすく言うと、2次元の平面上から2次元の平面は見えないように、3次元の空間の中から3次元の空間を見るのは出来ないだろう…という話です。

つまり私達は3次元空間の中に住んでいる身体の目玉で物を見ていると思っていますが、「見る」そのものは、4次元から見てませんか?…ですね。
えぇと…。どういう事かというと、3次元空間(時空)の観測者は4次元の空間に居ますよって話です。
見るは観測行為ですから、そうなりますね…です。

そうなると。
私の身体や目玉は一体何なのだ?とか、4次元から見ているのなら、私は一体何処にいるんだ?みたいな疑問が出てきます。

こんな事を考えると、今まで当たり前に感じていた、3次元空間の中に住んでいるとか、実際に見える風景は一体何なのだ?と妄想が広がる訳です。
そうです。ホラーです。恐怖体験です。

それじゃあ、仮にそうだとして。
証拠を出して言われると困るのですが、漫画のように観測者からは、「実際の大きさと矛盾する大きさのものが見える」でしょうか。

つまり視覚の情報は、物との距離によって大きさが変わるので、実際の大きさと見えのサイズ感が変わります。
これも当たり前の感覚ですし、常識なのですが、漫画のように3次元上は等長変換が可能な空間なのに、見えの大きさが変わるのはおかしいね?と。

人間は経験上から得た知識や実際に触れた体験を踏まえて、見えた物の大きさから距離を推測したり、実測上の距離から実際の大きさを想像したりしている訳です。
こんな複雑な認識は、一体どこでやっているのでしょうか?


複雑な認識がどこで生まれているのだとか、どこでそんな事をやっているのかを考えると、やはりホラーです。自分の身体の何処にそのような機能がついているのでしょうか?考えると訳が分からなくて逆に眠くなります。夜もぐっすり眠れそうです。

このような認識のすり合わせや感覚、クオリアは、何処にあるのだろう?のような学術的な疑問も、このような視覚と空間の関係性から生じる見えの矛盾から入ると、直ぐにでもひも解いてくれそうな気がしますね。