いよいよ人間の外面と内面シリーズの最終話です!
いやぁ。長かったですね~。
無謀にも大学の研究所が配信している動画を四コマ漫画にしましたが、そのお陰で何度も視聴するモチベーションにもなりましたし、サイト主の足らない頭でも内容の片鱗がつかめるキッカケになりました。
本編の動画では、漫画の構成と前後するのですが、ホーキング博士の「無境界仮説」の話題に触れていましたね。
The Physical Society of Japan, 73(7): 508 (2018)
1993 年,ホーキングと協力者ハー トル(J. Hartle)は,量子重力理論に基 づき,宇宙創生の「無境界仮説」理論 を提唱した.ここで無境界とは宇宙の はじまりは「特異点」ではなく,「特異 点」なしではじまるという仮説である.
宇宙には特定の始まりとしての点は無いし、時間の始まりも無い。だから時間が無限に遡る事も無い…といったお話だったかと思います。
宇宙は無時間で、始まりはどこにでも存在している…。
そして客観世界から主観世界である人間の外面への反転が、4次元時空から4次元空間であるのなら、そこは時間と空間が明確に分かれておらず、我々が暮らす広がり続けている3次元空間は、3次元球面として閉じられている…。
そんな解釈で話を進めると、誰かが見た世界では無い、私が見ている、その方向に広がる世界の意味が見えてくるような気がします。
私達の目の前に広がるその光景は、本当は私達個人の自己の中で閉じられていて、それこそが4次元空間としての持続の中に色付いている私達の心の風景なのだと…。
と、まぁ、気取った感じで締めてみましたが、人間の外面と内面の違いが感じられたら、今までと少し違った気持ちで目の前が広がるかも知れません。
目の前に現れている光景や、他者の存在。
それらが意味するものは何なのか?
それらを考えると、今までの感覚とは少し違った形で目の前と接する事が出来るような気がしますね。
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